2005年07月
2005年07月29日
2005年07月27日
マリといた夏
小学校の1・2年生の時、マリちゃんというとてもかわいいクラスメートがいた。
そのマリちゃんが好きだった。
それで、よくキスをしていた。
もちろん一方的にね。
一方的じゃなかったら、それはそれで問題だと思うけど。
担任の佐藤先生は、それを俺の母ちゃんに報告したらしく、
俺は質される。
「みつる、なんでマリちゃんにキスするの? やめなさい!」
「母ちゃん、なんで好きな子にキスしちゃ、ダメなの?」
「みつるね、キスっていうのは、合意のもとにするものなのよ」
こんな、母親と小学校低学年の息子との会話・・・・あるわけがない。
きっと、母ちゃんは苦笑いするしかなかったんだろうな。
今でも、マリちゃんの実家の前を通ると言うもん、母ちゃん。
「みつる覚えてっか?
おまえなぁ、小学校の頃マリちゃんにキスしてたんだぞ。
母さん、恥ずかしくてなあ」
・・・ごめん母ちゃん。
でも、きっと8歳の頃とそんなに今も変わっていません。
ほんとごめん、まあいろいろ、大人になればなったで
いろいろあるわけで・・・ね。
そんなわけで、今日見たのは、韓国アニメの試写会。
ちょっと期待はずれだったけど、少しはスィートな気分にはなったかな。
マリといた夏
2005年07月25日
みつるにいちゃん
今月の12日に出産したカホコから携帯に電話があった。
「みつるにいちゃん、出産祝いどうもねっ!」
年下のいとこからは、
「みつるにいちゃん」とか、「みつるにい」と呼ばれている。
なかなか気に入っている。
カホコは、俺の母親の妹の次女。
実家が近いので、しょっちゅう行き来してたけど、
10歳も下だから、今だにホント子供っていう印象が残っている。
「本当に死ぬかと思うくらい痛かったよぉー」
ちょっと弱々しい感じすら漂う彼女だったけど、
これから強くなっていくんだろうなあ。
長女(カホコの姉のユキコ)の息子も超かわいいので、大晴(たいせい)君にも期待している。
いとこの子供、今年で3人目。
親戚が増えるのは嬉しいね。
2005年07月24日
2005年07月23日
2005年07月22日
旅をするためです
南欧を2ヶ月間、ひとり旅をしたことがある。
マドリードを起点として、ぐるーっとトルコまで。
この映画を見て思い出したのは、トルコのカッパドキアでのこと。
学校にも行かないでお土産売り場を手伝っていた少年から、
50円値切って満足した自分。
後からずいぶんと腹がたった。もちろん自分に。ホントに後悔した。
ちっちぇーな。
チェ・ゲバラは、もちろんそんなことはしない。
ペルーで出会った貧しい夫婦に、最後の15ドルをあっさりあげてしまう。
ラテンアメリカの旅が彼に与えたものは、貧しく弱い立場にいる人達との
出会いであり、それが後の革命運動につながる。
もちろん言うまでもなく、見たのはこれね。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」
恵比寿ガーデンシネマでも目黒シネマでも見逃し、ようやくビデオを借りて見たけど
やっぱり劇場で見るべきだったな。
そのペルーの山岳地帯であった夫婦との会話
「なぜ旅をしてるの? 仕事を探すため?」
「旅をするためです」
チェ・ゲバラの旅は、1967年、CIAの手によって終わりを告げる。
損益分岐点だの、マーケティングだの、マネージメントだの、集客だのって、
なんか自分がとってもちっちゃく感じてやになっちゃうね、こういうの見ると。
また、行っちゃおうかな・・・。
2005年07月21日
ドラゴン桜
普段マンガは読まないけど、
唯一買って読んでいるのがこの「ドラゴン桜」。
しばらく忘れてたら、8巻まで出てたのね。
6〜8巻まで買ってイッキ読みしました。
これ読んでると勉強しようって気になるから、不思議だ。
受験に恋愛は禁物ですよ。
水野どうなるかな。
2005年07月20日
殺人と放火と金閣寺
ずいぶん前だけど、地元の方で、殺人事件があった。
田舎の方では珍しいことなので、かなり印象に残っている。
男が付き合っていた女を殺して、死体を1週間くらい車に乗せて、
一緒に過ごしていたという事件だった。
それを初めて聞いた時、残酷!とかじゃなくて、
「あー、その人、よっぽどその女性をことを好きだったんだろうな」
って冷静に思ったことを憶えている。
動機は知らない。
けど、愛する人が自分のものじゃなくなる時、
とか、
他の男にとられる時
って、
ある種、異常な状態に陥ることは事実なわけで、
もちろん、自分もそういう経験はあるし、逆の経験もある。
55年前の7月、金閣寺は "愛される者" の手によって焼失する。
三島由紀夫が描いた金閣寺の放火犯は、
自分の欠点や弱さと、手に届かない金閣寺の美しさとの狭間で悩み、
ついに愛するものに火を放つ。
美しいものが崩壊することは、
ある人にとっては、もしかして美と感じるのかも知れない。
20歳の頃だったかな、読んだの。
夏の文庫フェアが始まると、切ない日々も思い出しちゃったりする。
goodge at 23:53|Permalink│Comments(5)│
2005年07月19日
戦後60年 昔は良かったよなあ・・・だって。
月曜日の日経読んだ?
笑っちゃいました。
日経新聞が有識者100人にアンケート
「理想的だった時代」は? で、
1960〜69年が断トツ30%以上で、続くのが70〜79年,
80〜89年で、
90年以降はほとんど皆無。
日本の有識者は、30〜40年前が理想的だったんだね。
アホらし。
N協会が放送してる、地上の星とかを見て、涙流しながら、
あの時代は日本人は頑張ってたんだよね〜とかっていう人達が
ありがたくアンケート書いてるのかねえ。
そもそも有識者って誰だよ。
日経新聞社によると、「中央官庁の事務次官や企業経営者」なんだって。
ふ〜ん。
なにがなんでも、
2000年代が、理想的な時代だったって言うようにしたいね、50年後くらいには。
有識者じゃないけどさ。
昭和ノスタルジーブームももうあきあき。
そろそろもういいっしょ。
2005年07月15日
鬼のふんどしを洗う女
この映画を見て、「鬼のふんどしを洗う女」という寓話を思い出した。
仲良く暮らしていた新婚の嫁がある日、鬼にさらわれてしまう。
男は一生懸命女を捜すがなかなか見つからない。
月日がたち、数年後、山の中でようやく見つけ出した女は、
川のほとりで幸せそうに鬼のふんどしを洗っている。
男は女に声もかけず、ひとり山を下りていく。
アントニオとジョバンニ
戦争が愛し合う二人を引き裂き、アントニオはロシア戦線へ送られる。
終戦後も生死がわからず、アントニオは還ってこない。
生きていることを疑わないジョバンニはついに単身ロシアに渡る。
ようやく探し出したアントニオは、若いロシア女性とその間に出来た娘の三人で暮らしていた。
その瞬間、ジョバンニがとった行動は・・・
太陽とひまわり
そして、ひまわり畑に隠された史実
・・・やっぱり女は強い。
だから、昔の女(男)と会っちゃいかんのだよ。
っていっても、会いたくなっちゃうもんなんです。
まあ、それが人生を豊かにしてくれるのも事実。
そうか・・・? 豊かっていうか、かなり複雑にはなるけどね。
伊映画 ひまわり